
TOEICどうやって勉強していいかわからない..
TOEICなかなか点数が上あがらない..
という悩みを解決する記事になります。
本記事を読み実践すると、間違いなく"TOEICの点数があげる"ことができます。
英語勉強歴5年、TOEIC400スタート現在900越えの私が、TOEICの勉強方法を解説します。
私のTOEICのスコアは下記のような推移であり、もともと英語ができませんでした。
TOEFL ibt 29点(TOEIC換算270)
400点代(初受験)
710点
830点
885点
895点
905点 (L490 R 415)←今ここ
3ヶ月勉強して受験料約30,000円を支払い、初めてTOEFL ibtを受けた結果が29点だったときは、普段泣かない私も思わず涙が出そうになったのを覚えています。
非効率でしんどい思いは皆さまはする必要がありません。
天才肌ではないそんな私だからこそ、初心者目線でTOEIC対策を解説していこうと思います。
本記事の内容
・土台づくり
・TOEIC対策、最強の問題集と単語帳
・TOEIC問題集の正しい使い方
・モチベの保ち方
・欲しい点数を手にするには
本記事の内容
- 1 【TOEIC400→900が解説する】TOEICの勉強法【初心者向け】
- 2 TOEIC試験内容
- 3 初心者向け・TOEICの勉強法①『単語・文法・発音』が土台
- 4 初心者向け・TOEICの勉強法②「速読英単語」で基礎づくり
- 5 初心者向け・TOEICの勉強法③「至高の模試600問」
- 6 初心者向け・TOEICの勉強法④「究極のゼミ」
- 7 初心者向け・TOEICの勉強法⑤「直前の技術」
- 8 初心者向け・TOEICの勉強法⑥『3回チャレンジ法』
- 9 TOEICの勉強で挫折しそうな方へ
- 10 TOEICでどうしてもこの点数が必要!という方
- 11 【TOEIC400→900が解説する】TOEICの勉強法【初心者目線】・まとめ
【TOEIC400→900が解説する】TOEICの勉強法【初心者向け】
TOEICとは
英語によるコミュニケーションとビジネス能力を検定するための試験。
TOEIC L&Rはリスニング・リーディング、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式のテスト。
満点は990点。
世界約160カ国で実施され、年間約700万人が受験している。
とはいってもその700万人の中の250万人は日本、200万人は韓国といったようにアジア圏で大きな割合を占めいてます。
世界的に英語が苦手と言われている日本の中では、その錯覚資産としての効果は高得点を持つほど、絶大です。
・就職・転職で有利
・友人や初対面の人に一目置かれる
・会社などで英語できるキャラなどを確立
上記ののようなメリットが存在し、「グローバル化!」なんて言われている世の中で必要であったり、また高得点を目指し受験される方も多いと思います。
しかし実際には英語に苦手意識があり、TOEIC受験したことがある人は「うわ、TOEICいややわぁ〜。」
と思うかもしれません。しかしmTOEICは試験です。
試験である限り、試験対策があります。TOEICには"TOEIC対策"が存在します。
なので今回は私がTOEIC受験に関して5年間で得たことを、凝縮して解説していきたいと思います。
TOEIC試験内容
TOEICの現在の試験概要をおさらいします。
受験日程:年10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)
受験料:6,490円(2020年4月より)
試験会場:住んでいる県の会場からランダムで決まる
リスニングセクション(約45分間・100問) 会話やナレーションを聞いて設問に解答 Part1 写真描写問題 6問
1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする。Part2 応答問題 25問
1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。Part3 会話問題 39問
2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。Part4 説明文問題 30問
アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。引用 : テストの形式と構成
リーディングセクション(75分間・100問) 印刷された問題を読んで設問に解答 Part5 短文穴埋め問題 30問
不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。Part6 長文穴埋め問題 16問
不完全な文章を完成させるために、4つの答え(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。Part7 1つの文書:29問
複数の文書:25問
いろいろな文書が印刷されている。設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。引用 : https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format.html
TOEICの満点は990点。(Listening 495満点/ Reading 495満点)になります。
もちろん人によりますが、個人的にもデータを見てもリスニングセクションよりも、リーディングセクションの方が得点が低くなる傾向にあります。
第247回(2020年1月)受験者数:111,093人
リスニング
セクションリーディング
セクション平均スコア 320.6 260.6
初心者向け・TOEICの勉強法①『単語・文法・発音』が土台
言語における全ての土台である『単語・文法・発音』の3つをかためないと、TOEICは大幅な得点向上には繋がらりません。
「TOEICは試験である」と言いましたが、とはいっても英語の試験です。
英語である以上は、一定の基礎力が必要となるからです。
例えば私はTOEIC Listeningは490 / 495点ですが、発音の勉強をしていなかったら、間違いなくこの点数は取れていません。
英語の発音ができる→音が聞き取れる→対策が効く→点数が取れる、といった流れになります。
英語における【発音】【文法】【単語】のいずれかに自信がない場合は、下記にやるべきことを記しましたので目を通していただけると幸いです。
【英語の正しい発音方法に自信のない方向け】
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英語は発音の勉強からやるべき理由【TOEIC900超えが解説】
続きを見る
【英文法を30日でサクッと攻略したい方向け】
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英文法の勉強方法が丸わかり?【30日攻略カリキュラムを解説】
続きを見る
【忘れない&イメージから使える英単語の覚え方を知りたい方向け】
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英単語の勉強はこれで決まり!【差がつく4つの英単語勉強法】
続きを見る
目安としては、TOEIC600点以下の方は、3記事とも目を通していただきたいです。
600点以上の方は必要に応じて、800点以上の方は読み飛ばしていただいて構いません。
ただ、TOEICのリスニングは全て聞き取れなくても正答を選べますし、TOEICのリーディングは全て読めなくても正答を選ぶことができる仕組みになっています。
あまりこだわりすぎて、本命のTOEIC対策に時間を避けなければ本末転倒になるので、バランス調整してください。
それではさっそく、順を追って解説していきます。
初心者向け・TOEICの勉強法②「速読英単語」で基礎づくり
TOEIC英文を読む土台となる、英文読解力・英単語基礎力をつけるために『速読英単語 必修編』を読みましょう。
「そもそも英文に慣れてないよ」
という方もいると思いますが、いきなりTOEICの参考書や過去問題集に取り組むと挫折する人がいると思います。
そこで"足切り"を設けたいからです。
『速読英単語』の特徴は、以下の3つです。
①見開き左ページに英文
②見開き右ページに日本語訳
③次のページに英文で出てきた重要英単語
非常に使い勝手がよく重宝しました。
このレベルが読めないとTOEICもなかなか苦戦すると思います。
これちらを問題なく読めるようになるまで何周かしてください。
『速読英単語 必修編』の最新版があったのでリンクを貼っておきます。
初心者向け・TOEICの勉強法③「至高の模試600問」
基礎がある程度かたまってきた、あるいは固まっている人はTOEICに特化した学習になります。
TOEIC対策において総合的な英語の学習は遠回りです。
TOEICに必要な英語力は、全てTOEIC用教材を用いて行います。
「英語で映画を30時間 < TOEICリスニング10時間」という方程式が成り立ちます。
そこで、TOEIC対策のファーストSTEPとして、『TOEIC L&Rテスト 至高の模試600問』を採用します、
特徴は以下の3つです。
TOEIC試験研究の第一人者として有名なヒロ前田氏が執筆した問題集。
公式問題集ではないなので、解説が砕けていて読みやすい
TOEICの点数別に、お悩みポイントを解説
私がTOEIC710→830と大きく伸ばせたのは、この問題集のおかげです。
その時までは純粋な英語の試験だと勘違いしてましたが、TOEICにはTOEIC対策が存在することを知りました。
Kindle unliitedをサブスクしている方は無料で読めるのでチェックしてみてください。
初心者向け・TOEICの勉強法④「究極のゼミ」
『TOEIC L&R テスト 究極のゼミ』シリーズは、時間がある方なら絶対やったほうがいい教材になります。
下手な問題集やるなら、このシリーズ絶対オススメ、数々の英語に知見のある人もお勧めしてます。
オススメのPartの順番は、「2→5→6→3→4→7→1」
なぜなら勉強時間に対する得点配分が大きいから。
例えばPart1はわずか6問/100問、ここの対策を十分し満点とったとしても30点/495点程度にしかなりません。
別途、レビュー記事を書く予定ですが、取り急ぎ気になった方は、以下のリンクからレビューを読んでみてください。
留学経験なしで800点取った友達も、留学した後に950点取った先輩も究極のゼミやってました。
至高の模試600問と同じ著者で、より詳しく深掘りしたような内容になってます。
これもKindle版で安くなっているみたいなのでリンク貼っておきます。
初心者向け・TOEICの勉強法⑤「直前の技術」
今回の記事で、一番読者に知ってほしい・やるべき教材になります。
『TOEIC L&R テスト 直前の技術』、これは神教材です。
めんどくさい人はこれだけ3周してください。
詳しくはレビュー記事書きましたので、以下のリンクからみてみてください。
【忙しくても最速でスコアUP!】『TOEIC直前の技術』の徹底レビュー
ひとによってはこれだけで100点あがる代物だと思います。
初心者向け・TOEICの勉強法⑥『3回チャレンジ法』
ここめちゃくちゃ大事です。
ヒロ前田氏が提唱する、TOEICの得点を大幅にあげる「3回チャレンジ法」について解説していきます。
step
1公式問題集・過去問題集を用意
step
2模試の解答用紙をコピーして2枚用意する
step
3 まず一旦時間通り解く(全200問、120分)
step
4そのまま制限時間なしで、時間が足りなかった箇所を中心に納得のいくまで2回目をやる
step
5 じっくり解答解説
step
6 2週間〜3週間後の内容が忘れた頃合いに、同じ模試の3回目の受験をする
図解するとこんな感じです。
解き方 | 目的 | |
1回目 | 本番同様、時間通りに解く。(解答解説をみない) | 解答力をチェック |
2回目 | 時間制限なしで納得いくまで解く。(解答解説をみる) | 英語力をチェック |
3回目 | 忘れた頃合いに本番同様に解く。 | 復習・定着 |
慣れないうちや、わからない箇所が多い場合は時間がかかるかもしれません。
ただこの方法は、自分の解答力を知れる。
そして解けなかった原因が、時間が足りなくて解けなかったのか、英語力が足りなくて解けなかったのか、これを浮き彫りにすることができます。
一番やって欲しくないことは、ただ模試を解いて丸つけして採点するだけです。
ひとつの模試を味が出なくなったガムのように味わいつくすことで、本番に備えましょう!
そしてこの方法、TOEICに限らずあらゆる試験対策に有効です。笑
是非試してみてください。詳しいことは下の記事に書いたのでよかったらみてください。
TOEIC「3回チャレンジ法」とは?【味がなくなるまで味わい尽くせ!】
TOEICの勉強で挫折しそうな方へ

英語や勉強が好きでもない限り、TOEICの勉強はやる気出なくてしんどいと思います。
そもそもの英語に対する学習モチベを上げることがひとつ鍵になる場合があります。

自分も最初はどうしてもやる気が出なくてしんどかったです。
そこで思い切って勉強を中断し、東南アジアにバックパックに行きました。
そこで様々な経験と交流をし、帰国後は英語学習モチベが爆上がりでした。
外国に行く
日本で外国人の友達を作る
やはり、必要性に迫られた方が勉強のモチベになります。
私は、初の海外でタイ→マレーシア→シンガポールを縦断しましたが、今までの価値観が壊れるような様々な経験をしました。
そちらに関しては別記事に詳しく書いたので、よければみてください。
【大学生なら旅に出よ!】バックパッカーをすべき理由と手順を徹底解説
TOEICでどうしてもこの点数が必要!という方
TOEICの点数は、1問あたりの配点はなく、他の受験者との相対比較で採点されます。
そして飽くまで全てマーク式の試験なので、適当に塗りつぶしたら当たった、外したなんてことがあるので
自分の手応えに関わらず、点数が上がったり下がったりします。
その日のコンデイションなんかにも左右されますよね。

みたいなひともいますよね。
どうしてもこの点数が欲しい!という方は連続受験をオススメします。
連続受験のメリット
・受験するたびに課題がみえる
・約1ヶ月ごとに怠けることなく対策を行える
・間をあけないで受験すると、英語がなまったり諦めない
・当日のコンディション・勘・問題との相性がいいときは実力以上の得点UPを期待できる
もちろん経済的余裕がある方が対象です。
しかし800点や900点を目指すのであれば結果的に10-20回受ける必要がある場合もあると、認識しておきましょう。
【TOEIC400→900が解説する】TOEICの勉強法【初心者目線】・まとめ
・『発音・文法・単語』の基盤づくり
・初心者は速読英単語で基礎力
・至高の600問・究極のゼミでTOEICに特化した対策
・直前の技術で戦略的に
・そもそも英語を必要とする場面を経験する
・欲しい点を手にするまでは連続受験
ここまでです。
やはり、英語学習はある程度まとまった時間が必要になりますが、会得したメリットは多いです。
個人的には以下のメリットを感じます。
・日常にひそむ英語が理解できる
・海外旅行どこ行っても問題ない
・会社で能力が高い認定される
変に遠回りするよりは正攻法だと思います。
全ては難しくても、良さそうだと思った部分を試してみてください。
■最後に■
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